2020年1月22日、新たなる幕開け。
(デビュー日が発表された後の2019.10.29にnoteへ投稿した記事を加筆修正し転載したものです。)
ついにデビュー日が発表された。
来たる日に向けての緊張感と、未来を想像したときの少しの不安と、嬉しい気持ちと、楽しみな気持ちと、他にも色々な感情が混ざりあっている。
ふと頭の中にジャニーズWESTの「間違っちゃいない」という曲に出てくる理想と現実で結ぶ靴ひも歩けるかなというフレーズが浮かんだ。
歩けるかな、歩いていきたいな、Snow Manと一緒に。
私は元々、数字にこだわる応援の仕方がとても苦手だった。
苦手というのは「数字にこだわる人たちが苦手だ」という意味ではなく「自分には向いていない応援スタイルだと思っていた」という意味だ。
数字に貪欲なスタイルに対して批判する気持ちは微塵も無い。
私は他人に物事を強要されるとどうしても気が滅入ってしまうタイプで、不器用だから数字に気をとられると好きの気持ちをおざなりにしてしまう気がして、純粋に応援できなくなるのではないかと思っていた。
そんな私がSnow Manに出会って数字とちゃんと向き合いたいなと思い、苦手な数字との付き合い方を自分なりに探ったので記しておこうと思う。
記した内容について、自分とは違う考え方の人を否定する意図は全くないし、正解の無いこのテーマで学級会するつもりもありません。
語弊がある部分もあるかもしれないけれど、自分自身のために書き残しておく備忘録なのでご容赦ください。
(なので少しでも嫌な気持ちになったらすぐにブラウザを閉じてください自己防衛は大事!)
そもそも私はなぜ数字にこだわる応援の仕方に苦手意識があったのだろうか、と今までを思い返してみた。
最も大きな理由は、ジャニーズにハマる前に私が15年間ほど住んでいた界隈ではメンバーの口から数字について言及される事がほとんど無かったから、だと思う。
その界隈に住んでいた約15年間、良くも悪くも私は数字を気にしたことが無かった。
つまり、数字にこだわることへの耐性が私には全く備わっていなかった。
だから、私の応援スタンスや価値観は数字にこだわることへの耐性が無い環境の中で構築されたもので、ジャニーズという未知の沼へ足を踏みいれたことにより今までの価値観を崩して新しい価値観を1から構築し直す、というのはかなりの労力が必要で決して簡単なことではなかった。
これが「私が数字にこだわる応援の仕方に苦手意識があった」一つ目の理由だ。
そして大きな理由がもう一つ。
私は自分自身のためにファンで在ることを選んでいる、ということ。
他の誰でもない、私自身のために、私の人生を豊かにするために、彼らを応援する人生を自ら選択している。
だから「メンバーに喜んで欲しい」といった考え方の下に行動を起こすことはほとんどなくて、何をするにしても自分のために行動をする可愛げゼロなタイプだ。
自分が欲しいと思えばCDやDVDを買うし自分が行きたいと思えば現場へ足を運ぶ………といった感じに、ジャニーズを好きになる前の自分は自分のためにした行動が結果的に数字としてグループへ還元されればwin-winだろうという自分本位なスタンスだった。
自分本位だとはいえ、大好きな彼らの幸せをいつだって願っているし、エンタメの世界を仕事場に選んだ人生を彼らが自分自身で愛していてくれたら良いなぁ………という想いは常に抱いてるけど!!!!!!!(激重)
あと、長年グループを応援していると過去と今を比べて「昔はこうだったのになぁ……」「あの頃は良かったなぁ……」と思うことも正直あるけれど、応援するもしないも自由に選べる立場にいる自分がグループの方向性に対して「もっとこうした方がいいのに」っていうエゴはぶつけすぎないように気をつけている。つもり。
(ファンとしてここの距離感を間違えると自分の首を絞めて害悪なゾンビオタク化することになるって前の沼で痛いほど学んだので………)
でも、どうやらこの界隈は数字に全くこだわらないスタンスのままでは少し息がしづらい環境だということに気付いた。
そもそも事務所が数字重視だとヒシヒシ伝わる場面を多々経験した。
事務所もビジネスとして彼らのマネジメントをしているわけだから、数字を判断材料にするのは当たり前のことだ。
だけど先述したとおり、私には数字に対する耐性が備わっていないせいで「数字!数字!」と煽られると一歩引いてしまう。
ならば数字にこだわる在り方を否定するのではなく、自分と数字との適度な付き合い方を模索することが自分を守る術になるのではないかと思った。
ファンの数だけ価値観が存在する中で、正解のないこのテーマにおいて他人の考え方を否定するのもナンセンスだ。
だから私は自分が数字にこだわる理由を作ろうと思った。
そうすれば数字に対する苦手意識も変わって楽しく付き合えるかもしれない、と。
そして色々な理由を自分なりに考え悩んだ末に出した答えがこれだった。
「数字」という武器&盾をメンバーに与えられるのはファンしかいない
何を今さら当たり前の事を……と思われる理由かもしれないけれど、数字と向き合う応援スタイルを経験してこなかった私にとって、この理由を自分の中に作れたことは価値観を変えるために必要なとても大きな一歩だった。
彼らの頑張りが、コンサート・舞台・CDリリース・メディアへの露出etc……という何らかの形になったとき、そこで初めて私は応援する術を得て数字へ繋げることが出来るようになる。
自分自身が商品であり、自分自身の能力を武器に闘う彼らに「数字」という名の武器を与えることが出来るのはファンだけなんだ、ということに気付いた。
例えば彼らがメディアで紹介されるとき、下記のどちらの方が説得力があるだろうかと自分の中で考えた。
①人気急上昇中のグループ
②デビューシングルは初週売上50万枚超えを記録した人気急上昇中のグループ
言わずもがな、説得力があるのは②だ。
後者に付け加えた売上数はファンにしか作ることのできない武器で、その実績が興味を引くキッカケにもなるし、仕事でSnow Manに関わる人たちへの信頼・安心感にも繋がる。
もちろん、彼らの能力や人柄がもたらす信頼・安心感は必要不可欠だ。
能力や人柄は彼ら自身が自由自在にコントロールできる武器であり盾だと思う。
そこに目に見えて分かる「数字」という武器を、時には彼らを守ってくれるかもしれない「数字」という盾を、増やしたいなと思った。
そう思った理由は「もっともっと色んな場で活躍するSnow Manを見たいから」で、結局は自分本位なスタンスに変わりはないし私の自己満でしかないけれど、こう考えることによって数字にこだわるのも苦では無くなる気がした。
(もちろん楽しむことを忘れずに、義務化せずに、というのは大前提で)
そして数字以外にこだわりたいことがもう一つある。
それはきちんと「お客」であること。
自分たちの人生を懸けてアイドルという仕事をしているSnow Manから、沢山の幸せや日々の活力を貰う対価をきちんと払うこと。
簡単に言えば値段をつけて売り出されるものに対してきちんとお金を支払い手に入れるということ。
当たり前のことだけれど、それだけは絶対に蔑ろにしたくない。
CD・DVD・雑誌・テレビ・映画・コンサート・舞台・グッズetc……
全てにおいてSnow Manだけでは成立しない仕事ばかりで、Snow Manの仕事を形にしてファンへ届けるために数え切れないほどの人達が仕事として関わっていることを忘れたくない。
(自分の職業柄この思いが強いのもある)
こうしてSNSに想いを綴ったり色んな思いの伝え方があるけれど「対価を払って楽しむ」ことはファンからの愛と敬意を最も確実にグループへ届ける方法だと個人的には思っている。
そしてここから先は自分のモチベーションの保ち方について記録しておく。
「数字という武器を増やしたい」と先述したけれど、他のグループを敵視するという意味ではない。
(デビューすれば事務所内だけで争ってる場合じゃなくなるわけだし)
自分の軸は何があろうと常にSnow Manが好きだ!!!というところに置きたいと思っていて、だから「他のグループに勝つために」というよりも「Snow Manに1つでも多くのチャンスを掴み取って欲しいから数字にこだわる」というスタンスで応援していきたい。
それって結局「他のグループに勝つ」って言ってるのと同じじゃない?と思われるかもしれないけれど、要は結果を出すまでの、目的を果たすまでの、自分のモチベーションの保ち方の違いである。
私は自分の機嫌は自分でとるタイプの単純オタクだ。
負けず嫌いな性格上「勝ち負け」にこだわるスタンスを取ってしまうと、そっちに気を取られすぎてしんどくなってしまうのが目に見えているから、それは避けたい。
自分がしんどくなる応援の仕方はしたくないし、彼らが届けてくれるものを目一杯両手を広げて笑顔で受け止めるファンでありたい。
彼らが届けてくれるものを受け止めるとき、できるならば、どんな感情よりも先に抱く想いは「楽」「嬉」のようなプラスなものでありたい。
だから私の中では、
「Snow Manの為なら何とかしてあげたい」
と力を貸してくれる味方を1人でも多く見つけることが出来れば勝ち。
「またSnow Manと一緒に仕事がしたい」
と共演者やスタッフに思ってもらえたら勝ち。
「ファンの熱量に応えたモノをつくりたい」
とスタッフに思ってもらえたら勝ち。
「Snow Man気になる」
と少しでも多くの人に思ってもらえたら勝ち。
そういう考え方・捉え方をしていきたい。
(わざわざ勝ち負けをつける意味もないんだけれど、気持ち的にはって意味で)
考え方はファンの数だけあるし、私のようなスタンスを「甘い」と否定する人も存在するだろうけど、Snow Manを応援するにあたって出来るだけ負の感情は抱きたくないから私はこのスタンスを貫きたいと思っている。
デビューすれば事務所内だけの話ではなくなるし、きっと今まで以上に色んな声が届くようになる。
耳を塞いでも聞きたくない声が入ってきて傷つくこともあるだろうし、悔しくて歯を食いしばってひたすら耐えないといけないこともあると思う。
私はヤスの女だから、軽率に言葉のナイフを他人に投げちゃうような人に出会った時は心の中でこの台詞を思い浮かべるようにしてるけど(NANAがバイブルなので)
例え自分が苦手な人や苦手なグループも、誰かにとっては大好きで大切な人であることを忘れちゃいけないし、自担を上げたいが為に他人を下げる行為は同時に自担のイメージを悪くする行為だということも忘れないようにしたい。
だから、負の感情を抱いたとしても人目につくところでは極力言葉にしないように気を付けている。
(Snow Manに満たしてもらってるおかげで他Gや他人のことを気にしたりとやかく言ったりする心の隙間は今のところ私にはないけど)
苦言を呈したり、っていうのは彼らの周りにいるプロの大人たちがやってくれる。
無責任で心無い言葉のナイフを彼らに向けることは他人にでも出来る。
だからこそ、この先は今まで以上に、彼らへの愛や敬意をたくさん声に出していきたいと思っている。
彼らを思う存分、無条件に、愛でたり褒めたりすることが出来るのはファンの特権だから。
せっかくファンになれたんだから、その特権を使い倒さなきゃ勿体ない。
Snow Man大好き!!!!!
Snow Man最高!!!!!
って叫べる時代に、同じ時間を過ごせる時代に生まれて本当によかった私の人生それだけで120点満点!(壮大な花畑)
常に比べられ続けて、やること全て他人から評価されて、プレッシャーと闘い続けて、自分で選んだ道とはいえ彼らがどれほどのものを背負いながら歩いていかなければならないのか、私には到底想像できないけれど、熱には熱を、愛には愛を返していくことなら私にも出来る。
例えお花畑と言われようが自分に合った応援の仕方をするのが一番だし、周りから見たときに「楽しそうだな」って思ってもらえるような応援の仕方をしたいなと思う。
SNSが普及して色んな意見が飛び交う時代だから、なおさら。
(自衛のためにファンのSNSは極力見ないようにしてるから今はTwitterも壁打ち状態だけどツアーに向けてお友達も欲しい)(けどこの歳になるともう新しい友達の作り方が分からない)
ここに書いたことはあくまでも私の理想・綺麗ごとで、デビューして歩み始めてみないと何も分からない。
良くも悪くも、デビュー直後の状況と10年後の状況が同じだなんて限らない。
だけど、この先Snow Manが知られないを乗り越えてどれだけの人に出会うのかと思うと、不安よりもワクワクが勝る。
だから、知られないを乗り越えるキッカケにもなるかもしれない数字にこだわろうと思う。
彼らの魅力を知っている身としては、この先待ち受けているであろう沢山の壁に負けて欲しくないし負けさせるわけにもいかないから、数字にこだわろうと思う。 (おこがましい考え方だけど)
そして自分の「Snow Manが好きだ」という気持ちを守るために、数字にこだわろうと思う。
もちろん楽しむことを忘れずに、義務化せずに、というのは大前提で!!!!!(二回目)
長々と色々書いてしまったけれど、つまるところSnow Manと一緒にたくさんの景色が見れるであろうこれから先の人生が楽しみで仕方がないんじゃ~~~~~!!ってお話です。
まだまだスタートライン。
たくさんの景色を一緒に観れたらいいな。
たくさんの幸せを共有出来たらいいな。
メンバーはどうかグループはもちろん自分自身のことも大切に、自分の人生を大切にしながら生きて欲しいと、一ファンの分際で生意気ながらに思っています。
人生は七転び八起き、立ち上がり続けりゃ勝つんだよ。
優しさと温かさを胸に、少しのずる賢さも持ち合わせつつ、真っ直ぐに前を見て、したたかに生きていこう。
あ~~~~~2020年が待ち遠しい!!!!!!!!!
あれだけ数字にこだわるのが苦手だったくせにデビューシングルは現段階で自分が何枚予約しているのか把握できてません(菩薩顔)
いわなべの「頂点(テッペン)見せてあげよう」に痺れてさらに追加もしたし発売されたら店舗も回る気満々です。わくわく。
私の凝り固まった価値観さえ変えてくれたSnow Manと歩く未来が楽しみで仕方がないです。
以上、ポエマーの独り言でした。
おわり。